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プロジェクトチーム

本プロジェクトチームは、ワシントンDCのフォルジャー・シェイクスピア図書館(Folger Shakespeare Library)のデジタルアクセスチームと合同でこのプロジェクトに取り組んでいます。また、青山学院大学の宗教委員会とも密接に提携しています。本学の宗教委員会は、分け隔てなく特定の宗派に偏らないキリスト教へのアプローチの促進を促しています。

本プロジェクトでは、実物の本をオープンアクセス用のデジタル画像に変えるために技術的な面で努力をしていますが、これは写本に収められた作品を再生産し流通させるために可動活字(movable type)を使っていた15-16世紀の初期印刷業者たちが重ねていた努力と基本的に違いはありません。初期近代に印刷された本や写本を今現代の全ての人に利用可能にするために、手作業による細心の注意を必要とする取り組みを継続しています。

チームメンバー
ダブズ トーマス, Thomas Dabbs: 共同研究者
青山学院大学文学部英米文学科教授。シェイクスピアと英語聖書の授業を担当する。また、日本デジタル・ヒューマニティーズ学会(JJADH)の論文誌『デジタル・ヒューマニティーズ』の次期編集長。専門分野は初期近代演劇と宗教。

笹川渉: 共同研究者
青山学院大学文学部英米文学科教授。17世紀初期の詩や、シェイクスピアやその他の詩人、特にジョン・ミルトンの作品に焦点を当ている。最近の研究の関心は、デジタルの方法を使って行う初期近代の印刷の歴史と内乱期の王党派の詩集。
外岡尚美: 元研究責任者
青山学院大学文学部英米文学科教授。元副学長。青山学院大学のプログラムと新たなグローバル構想をより広く周知させるよう活動し、本プロジェクト設立のために中心的な役割を果たした。専門分野はアメリカやイギリスの演劇に主眼を置いた、ジェンダー研究と異文化研究。

長山 アビゲイル 美香: デジタル化プロジェクト研究補助員
青山学院大学、文学部英米文学科に在学。本プロジェクトではデジタルアーカイブの発展と索引作業およびウェブサイト管理を担当。卒業後、青山学院大学大学院に進学し、アメリカのゴシック文学とホラー文学の研究を続ける予定。

フィルソン サスキア 琴音: デジタル化プロジェクト研究補助員 
青山学院大学、文学部英米文学科の在学。本プロジェクトではデジタルアーカイブの発展と索引作業およびウェブサイト管理を担当。英米文学の研究と同時に現在、在東京モナコ政府観光会議局にてインターン中。卒業後はグローバルビジネスまたは国際機関へ就職予定。

遠藤玲奈(デジタル化プロジェクト研究補助員)
青山学院大学文学研究科英米文学専攻博士後期課程在学。初期近代の演劇を専攻し、現在、シェイクスピア以前のイギリス演劇の文化史の調査に取り組んでいる。本プロジェクトでは、青山学院アーカイブに所蔵されている貴重書のデジタルスキャンを行い、各本について注釈を付けている。


宮本恵太(デジタル化プロジェクト研究補助員)
青山学院大学文学研究科英米文学専攻博士前期課程在学。英語学・言語学を専攻し、倒置や縮約形などの統語現象を生成文法の枠組みで研究している。本プロジェクトでは、本ウェブサイトの編集や青山学院アーカイブのスキャン画像の処理を行い、貴重書のデジタルスキャンも担当する。

藤田ジュリアン(元デジタル化プロジェクト研究補助員)
青山学院大学文学部英米文学科を卒業。英語教育を専攻し、卒業論文は動機づけ理論と高等学校の教室における教員と生徒のインタラクションをテーマに執筆した。本プロジェクトでは、青山学院アーカイブのデジタルスキャンを担当。

吉村怜香(元デジタル化プロジェクト研究補助員)
2019年3月に青山学院大学文学部英米文学科を卒業。2019年秋から、リーズ大学の修士課程でシェイクスピアやイギリス演劇の研究を再開する。本プロジェクトでは、青山学院アーカイブのデジタルスキャンを担当。







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2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、 対面での講演会やイベントを開催することが難しくなりましたが、このプロジェクトでは稀覯本のデジタル化以外の試みへと活動を広げることになりました。2020年より引き続き2021年も、  Speaking of Shakespeare と題してオンライン上で連続の対話をおこない、公開していきます。(映像の CC をクリックすることで英語字幕を表示することができます。 2022 年 6 月におこなった、ハーバード大学の Stephen Greenblatt に彼の著書 The Rise and Fall of Adam and Eve と私たちの使命である宗教的なテーマについての対話: トークの全編はこちらから:  Speaking of Shakespeare ノースカロライナ州立大学の John Wall と初期近世ロンドンのセント ポール大聖堂をデジタルで再現した Virtual St Paul's Cathedral Project についての対話:   エピソードの全編はこちらから:  Speaking of Shakespeare 2022年10月におこなった、オハイオ州立大学の Christopher Highley 。こちらは、 初期近代ロンドンの地図をデジタル化されたものについての短いク リップ: エピソードの全編はこちらから:  Speaking of Shakespeare 2022年3月におこなった、フォルジャー・シェイクスピア図書館のPeggy O'Brien 氏との対話 2021年7月におこなった、バーミンガム大学シェイクスピア研究所のTiffany Stern 氏との対話 2021年4月におこなった、フォルジャー・シェイクスピア図書館の協力により進められているプロジェクト  Lost Plays Database の編者の1人、David McInnis 氏との対話 2021年5月におこなった、 Digital Renaissance Editions など多くのプロジェクトに関わっているBrett Greatley-Hirsc...

次のステップ

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